英語で旅する現地発着ツアー

世界中から参加者が集まる現地発着ツアーのご紹介と、その魅力について語っていきます

ニューヨーク発着アメリカ東海岸ツアー その7

5日目 (8月13日)

朝7:00起床。昨晩の夜遊びのせいでまだ眠い。いつものように朝飯を食べキャンプサイトの片付けをして、出発するは8:30。さて今日はどこに向かうのかというと、三度ナイアガラ・フォールズへ。え?またナイアガラですか?って感じですよね。なんかナイアガラ観光だけ変に充実してないか?このツアー。マイケル、ナイアガラ萌え説あり?


で、9:00にナイアガラ到着。して今日は何をするために来たのかというと、

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この船に乗るためだ~!その名も『霧の乙女号』、ん~、なんとも謎めきエロチックな名ではないかハァハァ。英語で書くと『Maid of the Mist』、ん~、なんとも“お帰りなさいませご主人様”チックな名ではないかハァハァ。では、この船いったいどんな乙女メイドかというと、1846年にスタートして以来、なんと約160年もの歴史をもつ、ナイアガラ屈指の名物アトラクションなのだ。

160歳ってまったく乙女じゃねぇーじゃんとか言う無かれ、なんとこの乙女は僕らを乗せて、轟々と流れ落ちる滝壺の目前ギリギリまで誘ってくれるという、滝萌え系垂涎必至の濡れ専アイドルなのだ。遠く離れた陸地まで水飛沫を飛ばしちゃってるようなそんなドえらいイチモツにですよ、ご主人様のためなら、行けるところまで接近いたします、てんだから大興奮ものですよ。健全な意味で。


人気アトラクションだけあって若干並ぶ。エレベータで河口へ下り港へ、乗船前に係員が合羽をくれる。えー、この合羽って、つまりアレですか?ズブ濡れフラグですか?

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さぁ、合羽も着込んで準備OK。いよいよ船に乗り込む。「エ~、ワタクシコノ船ノ船長えどわーどデス、ドゾヨロシク。ソレデハ出航イタシマス」的な船長のアナウンスが流れブォ~と汽笛を鳴らし出航、滝へと向かう。落下してくる水の勢いのせいか船はかなりグラグラと揺れる。霧と呼べるのは最初だけで、滝の間近ではもう豪雨ですよ豪雨。クライマックスには滝の手前でしばらく停止するのだが、もうそんときは揺れと豪雨でテラカオス。ややもすると逝ってしまいそうになるが、ともかく迫力大満点。写真とかちゃんと撮るならウォータープルーフの物でないとキツイかな。

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いや~濡れた濡れた。合羽着ててもやっぱりズブ濡れ。でもでもアイムエキサイテッド。と船を下りた後、いよいよナイアガラ・フォールズともお別れ。時間は11:00。皆を乗せた車は次の目的地と向かうのであった。


車に揺られること約3時間、とある河川敷に辿り着く。さっきまでいたナイアガラ川の激流とは全く異なり、穏やかな流れの川。いったいここで何をするのかというと、

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カヌーです。なんか今日は水遊びばっかだな。それにしてもカヌーってオイラ一度もやったことないんですけど…と不安がっていると、マイケルが「平気平気簡単簡単」とのんきにのたまった。ホンマかいな?なんか本日2度目のズブ濡れフラグの立つ音が…


一艘のカヌーに二人ずつ乗り込み順番に川へと漕ぎ出して行く。俺はブライアンとコンビを組んで、順番は最後発だった。カヌーの数は六艘、ウチらは全部で13人なので一人余る。マイケルはツアコンだし、何よりみんなの貴重品を入れた袋を見てなきゃいけないから乗らないんだな、と思いながらカヌーに乗り込むと、ブライアンと共に貴重品袋を持ったマイケルもカヌーに乗ってきた。“乗るんかい!”と思わずベタなツッコミを心中で叫ぶ。

初めてのカヌーにおっかなびっくりの俺だったが、実際漕ぎ出してみるとけっこう安定していて、よっぽどのことがなければひっくり返ることはなさそうだ。いいぞいいぞこれは。パドルの掻き方のコツもだんだんつかめてきて楽しくなってきた。すると唯一の三人乗り、しかも三人とも男の我がチーム。勢いに乗って飛ばす飛ばす。あっという間に最初に出発したチームに追いついた。するとマイケル調子に乗って、そのカヌーに横付けし、おもむろに立ち上がるやいなや、隣のカヌーに飛び移った!“あっぶね!”。マイケルの飛んだ衝撃でグワングワン揺れるカヌー。しかしひっくり返らない。あせった。が、逆にこれでも転覆しないことにさらに安心感が増す。移られたカヌーの方も怖がりながらも楽しんでる様子。ゆかいゆかい。

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しかし悲劇は起こった。ノリにノってノリノリまくりのマイケル、それからも次から次へとカヌーを移る。義経の八艘飛びならぬ、マイケルの六艘飛び。再びマイケルが俺たちのカヌーへと戻ってきたその時、ノリノリのマイケルは勢い余ったかハンパない調子で飛んできた。“きた!”と思ったその一瞬後にカヌーは転覆していた。フラグ回収ご苦労様です。そうなるとタガが外れたかのように、またも転覆するカヌーあり。自ら川へ飛び込む者ありの大騒ぎ。もう笑うしかない。

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ズブ濡れになりながらも楽しくカヌーイングを終えた一行は、今夜の宿泊地ベアーカントリーへと向かう。途中恒例の夕飯の買出し。何を隠そうこの日のワタクシはお食事当番。といっても俺一人だけではなくリアとマリッサの三人グループである。献立に関しては全く協力できないので、とにかくカートを押し、とにかく荷物を持つことで貢献した。まるで日曜日のお父さんだ。


19:00頃、キャンプサイトに着き、テントを張って、食事作り開始。ここでもろくすっぽ協力できない俺。リアに「とりあえずこの缶詰開けといて」という『難易度:超低』の仕事を任されても、缶切の使い方がままならないダメプリオ。だってなんか変に高級な缶切でクルクル回すとこが付いてたりしてわけわかんねーだもん。グスン。「缶詰はいいから、とりあえず座ってて。なんかあったらまた頼むから」とリア。「はーい」と、しばらく座っていたらそのまま何も頼まれぬまま、やがてご飯は完成した。

なんと今日のご飯はトマトソースのパスタだった(知らなかったのかよ!)。食事も終わり、まったりタイム。焚き火を囲んでなにやらやっているので近づいてみると、リアが棒にマシュマロを刺して焼いていた。“げ~、なにやってんだろ?”と訝しげに見ていると「食べる?」と差し出された。“え。マジ?焼いたマシュマロ食うの?”、と思いながら「いいです」と断った。「そう」といって自分で食べ始めるリア。ホ…ホントに食うのか!マシュマロ温めると大きくなっておもしろいから冗談でやってるのかと思ってた…。その後、他の人も焼いて食べてたんで欧州では主流な食べ方なのかも知れない。カルチャーショック。

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そんなこんなでベアーカントリーの夜は更けていく。マイケルが「この辺はベアーカントリーの名の通りホント熊が出るだよ~」と恐いことをいっていたが、出た。これがホントに出たんですよ、奥さん、聞いてくれます?もう寝ようとしてテントに入ろうとしてたとき、スージーたちが足早に近づいてきて「あっちのゴミ捨て場で熊がゴミをあさってるよ!」と言うので、数人でそちらへ行ってみるとホントにいた。熊だ。といっても体長1mくらいの子熊だが。すげーマジだ。写真撮りたかったが、気付いてこちらに来られても子熊とはいえ対処に困るので、やめといた。

でも子熊がいるってことは、当然親熊もいるだろうな~、とビクビクしながら眠りについた。

To Be Continued →