英語で旅する現地発着ツアー

世界中から参加者が集まる現地発着ツアーのご紹介と、その魅力について語っていきます

ニューヨーク発着アメリカ東海岸ツアー その5

3日目 (8月11日)

朝6:00前に目が覚めた。

昨晩、寝たときにはいなかったマイケルもブライアンもトーマスも戻っていてベッドでグーグー寝ていた。いったい何時頃帰ってきたんだろう?なんとなくバタバタと夜中に戻ってきたような記憶が薄っすらあるが、それが何時なのかはわからない。だが、そんなことどうでもいいからトイレに行きたいと思い、起き上がって部屋を出た。安ホテルなんで自室にトイレなど備わっていないのだ。


用を足して部屋へ戻ったとき事件は起きた。鍵!なんと鍵を部屋に置き忘れたまま外に出てしまったのだ!また鍵!なんというかホント鍵運悪い。まぁ、部屋の中にはみんな寝てるんだしガンガンノックすれば起きて開けてくれるであろう。だが向こうは夜中に帰ってきているのだ。こんな早く起こされたらさぞ気分が悪かろう。みんな何時くらいに起きるのかな?おそらく7時を回る頃には誰かしら起きてくるんじゃなかろうか?でもまだ7時まで一時間たっぷりあるし…

等々、考えを巡らせながら廊下をウロウロ。まだホテル自体が閑散として全く起きる空気が感ぜられない。ふ~困った困ったと、所在無く非常階段に続くと思われる扉に手をかけ、中に入り階段に腰を下ろし考えた。しかし埒が明かないので立ち上がり廊下に戻ろうと扉に手をかけたとき再び事件は起きた。一方通行!なんとこの扉、一方通行でこちらから中には戻れない仕組みになっていたのだ!

うなだれて再び階段に腰を下ろす。部屋からは追い出され(注1)、廊下からも締め出されるなんて(注2)、俺はなんてかわいそうなんだ!こんな異国の地で非常階段に閉じ込められてしまうなんてかわいそう過ぎる。ああ日本に帰りたい。と、思考はどんどん鬱方向に進み、急性ホームシックに陥る俺。なんということだ!俺はこんな場所で誰からも忘れられ、だんだんと消えていく運命なのか?こんなガンダムドラクエもない世界なんて絶望の暗闇じゃないか!ああ我が祖国日本よ…せめて最後にもう一度だけペヤングソース焼きそばが食べたかった…

(注1):追い出されたのではなく、自分の意思で出ました。
(注2):締め出されたのではなく、自分で勝手に出ました。

と、ひとしきり鬱に浸った後、デバッグし階段を下へ下へと1階まで下り、屋外へ通じる扉の前まで辿り着いた。普通に考えて非常階段ならここから外に出れるはず。たぶん大丈夫と思うけど、もしこの扉が開かなかった本気ヤバイぜ…とドキドキしながら手をかけると…


開いた!


開いたよ~!やったよ~!外に出れたよ~!と狂喜乱舞。山で遭難して明かりを見つけたときってこんな感じなのかなぁ~とか思いつつ、表門からホテルに入り、再び自分の部屋の前へ。“俺がこんなにかわいそうなのに、お前ら悠長に寝てんじゃねーよ!コラ!”といわんばかりに扉をノッキン!するとブライアンが眠い目をこすりこすり開けてくれました。サンキュ、ブライアン。あれこれ悩まず最初からこうしとけばよかったゼ。安堵感とともに再び寝床に入りもうひと眠りしようと、時計を見ると6:30だった。


それから、結局みんなが起きだしたのは8:00頃、ホテルの食堂でコンチネンタル式の朝食をとって、9:00にロビーに集合。そして向かった先は、チャールズ川を挟んでボストンの対岸に位置するケンブリッジ。かの有名なハーバード大学やMITといった大学がある学生街である。

地下鉄に乗って30分くらいで到着。街自体が大学といった感じで、いったいどこからどこまで大学の敷地なんだかさっぱり分からん。学生さんがボランティアでツアーガイドをやっているので、それに着いて説明を聞きながら巡った。が、例によって殆ど理解できず。なんかJFKが学んだ校舎があれだとかこれだとかそんな感じのことを言っていた気がする。

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お昼過ぎまでケンブリッジ周辺を見学したり買い物したりた後、再びホテルに戻り、荷物をまとめてバンに乗り込む。これにてボストンともお別れ、次なる目的地へと出発だ。


ボストンを後にした我々が向かう次なる目的地はバークシャーマウンテンなる場所。そこで何するかといえばキャンピンするわけです。キャンピンって何かっていえば、もちろんテント張って飯作って寝るアレですよアレ。このフリーダムトレイルというツアー、実は寝袋持参のツアーで宿泊は基本キャンプです。昨夜のボストンでホテルに泊まったのが唯一の例外であとはツアー中ずっとキャンプ泊となっています。

14:00にボストンを出て走ること約3時間ちょいで目的地の周辺に到着。キャンプ場に入る前に今晩の飯の買出しのため近くのウォルマートへ。なんかこっちのスーパーって迫力があるよね。敷地もでかけりゃ売ってるものもでかい。食事係は当番で回ってくるので、当番ではない今日の俺は勝手気ままにスーパーを散策。


買出しが終わりキャンプ場へ着いたのは18:00くらい。日本でも真夏の18時は明るいが、こっちはもっと明るい。なんと場所によっては21時近くまで日が暮れなかったりする。アメリカの日照時間がこんなに長いなんて知らなかった。

さてキャンプの場合、着いたからといってホテルのように一息ついている場合ではない。すぐにテントの準備。テントは一つで二人寝れる大きさなので、みんなそれぞれ二人でコンビになって作業開始。俺はブライアンとコンビを組んだおかげで、あっという間にテントができた。さすがブライアンはテントを張る手際がいい。先に終わったので初めてのテントに手間取っている女の子を助けたりしながら、全員分のテントが張り終える。


その後は食事の準備だ。前述のとおり食事は当番制となっているので、当番でない人たちは少しの間、フリータイム。少し歩いたところに湖があるので行ってみようということで俺もついていくことにした。

 

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湖から吹いてくる風が心地良い。水辺でしばらく遊んだ後、キャンプサイトに戻ってディナータイム。今日のご飯はメキシカンフードの代表タコスだった。欲張ってトルティーヤにたっぷり肉と野菜をくるんだら、乗せすぎて溢れてしまった。すると、リアがお皿を持ってきてくれたので、ありがたく受け取り皿に乗せて食った。「日本人だからこういう料理は食べたことないんでしょ?」とおっしゃるので、“いやタコスなんて超知ってるし超食べたことあるし、溢れたのは自分の欲張りと不器用のせいで…”と思いが巡ったが、食べたことが無いといった方が丸く収まりそうな感じだったので、空気を読んで食べたこと無いことにしておいた。


食事も終わりまったりと夜も更け、焚き火をしながら、くっちゃべり、少しアルコールなども飲んだ。

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アメリカに来てからこっち、いろんなことがありすぎて、なんだかあわただしく時間が過ぎていったので、ここにきて久しぶりにのんびりした時間を過ごした気がする。23:00過ぎた頃、一人二人とテントに戻り寝だしたので、俺もしばらくして寝た。寝袋で寝るというのは寝心地どうなんだろう?と不安に思っていたが、いざ寝てみるとそんなに不快ではなかった。いや不快というよりも、むしろこうして自然の中で寝るというのも、たまには悪くないと思える。zzz…

To Be Continued →